Tag Archives: 料理長のハンドクラフト

「鬼灯」 料理長のハンドクラフトVol.4

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「鬼灯」

鬼灯の実と葉の木取り風景です。

薩摩芋の繊維に沿って木取ります。間違うと乾燥させた時に芋の繊維が飛び出して表面が荒れてしまします。

「鬼灯」

「鬼灯」

鬼灯の葉を剥いている所です。

「鬼灯」

鬼灯の葉を薄く包丁します。物の大きさに合せて厚さを調整します。厚すぎず薄すぎず、強度と見た目を考慮し厚さを決めます。

「鬼灯」

「鬼灯」

鬼灯の葉らしく葉の淵を筒抜きで加工します。

使う道具は多岐に渡り、普段料理では使わない物も使用します。

「鬼灯」

鬼灯の葉らしく葉の淵を筒抜きで加工します。

使う道具は多岐に渡り、普段料理では使わない物も使用します。

「鬼灯」
鬼灯の実の製作です。一つの実に対して6~7枚のパーツで構成されています。
補強の為、内張りしてクッキングペーパーを切ったのもを貼り付けています。
普段は平面の物が多いですが、立体の物は数倍難しくなります。


自然の造形の不思議さを感じます。鬼灯と言えばお盆ですがこれはご先祖を迎え入れる時の道標です。

「鬼灯」

「鬼灯」

鬼灯の葉と実の完成です。


「鬼灯」

鬼灯との盛り込みに使用した百合は稚児百合です。
小さい花を子供に例えた名前です。お茶時などで茶花に使われます。

花言葉は「恥ずかしがり屋」「純潔」です。

投稿日:2020-09-11
料理長作品

「睡蓮」 料理長のハンドクラフトVol.3

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料理長作品
料理長作品

睡蓮の葉の制作です。
コンパスで罫書いて切り出していきます。

料理長作品

睡蓮 アクリル板の加工

薩摩芋を薄く包丁して作るのですが、芋だけだと撚(よ)れるので裏にアクリル板で補強してます。

料理長作品

塗装作業

料理長作品

器に盛り付け

睡蓮の盛り付けを終えました。
この盛り付けでは葉を、料理のあしらいに使う本物の蓮の葉を使いました。

蓮の葉はこの時期、お造りや鱧の落とし等の夏季の盛り付けに使用するものです。
生花を使うと料理の雰囲気は格段に上がります。

料理長作品

睡蓮


料理長作品

睡蓮

この木で出来た器は弊社代表より特別に購入して頂きました。

広畑正太郎

料理長 広畑正太郎

投稿日:2020-08-20
料理長作品

「向日葵」 料理長のハンドクラフトVol.2

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[葉の制作]

料理長作品

向日葵

向日葵の葉の制作過程です。
薩摩芋を木取り、薄く包丁し流水に晒す。

明礬水で灰汁止めし面器に並べ乾燥します。

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向日葵

後に色粉で染めて再び乾燥させ葉の部分の完成です。
この型抜き作業は料理でも慣れ親しんでいるので少しほっとする所です。

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向日葵

向日葵の葉の色付けです。
いつもは筆を使うのですが、向日葵の葉はグラデーションを付けなくても良いので漬けこみます。


[花弁の制作]

料理長作品

向日葵

向日葵花弁の木取りです。
剥き物包丁でも割れるので薄い細工用のこぎりを使用してます。
これで無駄が減らせました。

料理長作品

向日葵

向日葵の花弁の乾燥が終わり、次は色付けです。

料理長作品

向日葵

向日葵の花弁の色付け完成です。並べて乾燥します。

料理長作品

向日葵

向日葵の花弁と花の裏側の額の色付け終了です。

花弁は約1,000枚程ありこれで30輪の向日葵が出来ます。
花の色付けはいつも難しく太陽の光を受けている向日葵をイメージしています。


[種子の制作]

向日葵の中心の種子の部分の試作風景です。試作のため試行錯誤の連続です。

円に剥いた薩摩芋に弧を描きながら鹿子包丁を入れます。

色付けして乾かせば包丁目が開き、向日葵の中心部を質感を表現出来ます。

料理長作品

向日葵

薩摩芋を帯状に桂剥き切り込みを入れ、ボンドで止めながら元に戻します。これも試作です。うまくいかなかったら違う方法を考えます。

料理長作品

向日葵

向日葵の中心部、種子の部分を鹿子に包丁を入れてます。
使用している刃物は繰り小刀と言う剥き物専用の特殊な物で、これが無いと出来ない作業が多数あります。

料理長作品

向日葵

部品が揃ったので組み立てていきます。

料理長作品

向日葵

料理長 広畑正太郎

料理長 広畑正太郎

投稿日:2020-08-20
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「花菖蒲」 料理長のハンドクラフト

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花菖蒲

「花菖蒲」を盛り直しています。
定期的にアフターケアが必要です。

料理長作品

花菖蒲

改めて見ると改善点も見つかります。

料理長作品

花菖蒲

本日の料理をすべて出し終わり、お客様がお帰りになられたので剥き物の作業に入ります。
美味しかったという言葉を頂き、その勢いで作業に入ってます。
お言葉ありがとうございました。

次ご来店の際は出来上がった向日葵でお迎えしたいです。

料理長 広畑正太郎

料理長 広畑正太郎

投稿日:2020-08-20